日本財団 図書館


 

5. 次の文章のうち排気ガス色の異常の原因の対策として適当なもの、4つ選びその番号を下の枠の中に記入しなさい。

 

1. 寒冷地で運転したところ青白い煙が出たので、冷却水の温度を70℃以上にするように指示した。
2. 白色煙が出るので、シリンダヘッドガスケットが損傷して、冷却水が燃焼室へもれていることを考え、シリンダヘッドの解放をして燃焼面の点検を指示した。
3. 青白い煙が止まらないので、オイル上がりがあると思いピストン抜きをしてリング交換を指示した。
4. シリンダライナつば下部に疲労による亀裂が発生している恐れがあり、シリンダヘッドを解放しライナ内面のカラーチェックを指示した。
5. 黒色の煙が止まらないので、過給機の吸入空気不足と考え、過給機のコンプレッサー側だけの掃除を指示した。
6. 燃料ポンプの噴射タイミング不良と考え、カム山やタペットなどの異常摩耗と、噴射タイミングの点検を指示した。
7. 空気冷却器の冷却効果が低下したと考えて、海水側の掃除のみを指示した。
8. 白色の煙が止まらないので、燃料油に水分混入があると考えて池水分離器の運転を止めることを指示した。
9. 青白色の煙が出たので、過給機潤滑油がコンプレッサホイール室内に流入したと考え、コンプレッサ側のみの解放を指示した。

 

6. 次の文章は機関から発生している異音や騒音状態を説明したものである、発生原因を下に語群として上げるので、その番号を各文頭の( )の中に入れなさい。

 

( )1. ピストン頂面に衝突して、コンコンと異音がする。
( )2. シリンダ上部付近よりバンバンと破裂音やシュシュと圧縮空気の漏れ音がする。
( )3. バンバンという不規則音やキャンというような空気が押しつぶされたような音がする。
( )4. シリンダヘッド周りからカチャカチャという騒音が聞こえる。
( )5. 機関の内部から甲高いカンカンまたはコンコンと叩き音がする。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION